こんにちは、N-BOX NOTEのヨシです。
N-BOXのオイル交換を済ませたのに、メーターのスパナマークや交換までの残距離が消えない。故障かと思いますが、オイルを抜き替えただけでは表示が自動で戻らず、別にリセット操作が必要な仕様があります。
ただし、N-BOXはJF1・JF2、JF3・JF4、JF5・JF6でメーターとスイッチが違います。さらに同じ型式でも年式やターボの有無、装備で表示自体がない車両もあります。この記事では型式を確かめてから、その車に合う操作を選ぶ流れでお伝えします。
この記事のポイント
- スパナマークと残距離表示の意味
- JF1・JF2のリセット手順
- JF3・JF4のリセット手順
- JF5・JF6のリセット手順
N-BOXのオイル交換リセット前の確認
リセットは表示を消すための裏技ではなく、次回の交換時期を正しく数え始める操作です。先に実際のオイル交換が完了していることを確認し、車検証とメーターのスイッチから対象車を見分けます。
スパナマークの意味を知る
スパナのようなマークは、エンジンオイルやオイルフィルターのメンテナンス時期を知らせる表示です。エンジンの重大故障を直接示す赤い油圧警告灯とは役割が違います。表示された残距離やメッセージを確認し、必要な整備を行ったあとにリセットします。
ここを混同しないでください。赤いオイル缶の形をした警告灯が走行中に点灯した場合、油圧低下などが考えられ、リセット操作で消そうとする場面ではありません。安全な場所へ停車し、エンジンを止めてHonda販売店やロードサービスへ相談します。
一方、オレンジ色のスパナマークや「メンテナンス時期です」といった表示は、前回リセットからの距離や時間をもとに交換時期を知らせます。交換が終わったのに表示だけ残っているなら、今回解説する操作の対象です。
オイル交換をしていない状態で表示だけリセットしないでください。次回時期の基準がずれ、交換の先送りにつながります。交換日、走行距離、使用したオイルも記録してから操作しましょう。
車検証で型式を見分ける
車検証の「型式」欄を見ると、N-BOXの世代を判断できます。初代はおもにJF1が2WD、JF2が4WD。2代目はJF3が2WD、JF4が4WD。3代目はJF5が2WD、JF6が4WDです。電子車検証の場合は、車検証閲覧アプリや自動車検査証記録事項でも確認できます。
型式が分かっても、すべての車両で同じ表示が出るわけではありません。オイルメンテナンス表示はタイプや装備によって異なります。メーター内にスパナマークや残距離画面がなく、取扱説明書にもリセット項目がないなら、無理に似た車の操作を行う必要はありません。
中古車ではメーター交換や仕様変更が行われている可能性もゼロではないため、画面と説明書が合わない時は販売店へ車台番号を伝えて確認します。ネット上の「N-BOXならこのボタン」という情報より、あなたの年式・タイプの取扱説明書が優先です。
| 型式 | 世代 | 主な操作部 |
|---|---|---|
| JF1・JF2 | 初代 | メーターのSEL/RESETボタン |
| JF3・JF4 | 2代目 | インフォメーションスイッチとTRIP |
| JF5・JF6 | 3代目 | ホームスイッチとレフトセレクターホイール |
上表は代表的な構成です。同じ型式でもタイプや年式で違う場合があるため、実車と取扱説明書をご確認ください。
交換履歴を先に記録する
リセット前に、交換日とオドメーターの走行距離を整備記録簿、スマホのメモ、給油管理アプリなどへ残してください。リセットすると残距離は次回基準へ戻りますが、「いつ、何kmで、何を交換したか」までは車が記録してくれるとは限りません。
オイルのみか、フィルターも同時に替えたかも書きます。使用したオイルの銘柄、規格、粘度、量、依頼先が分かれば次回の相談がラクです。店舗の明細や交換ステッカーは写真でも保存しておくと、文字が薄くなっても確認できます。
中古車を売る時も、記録が残っていれば定期的に整備していたことを説明しやすくなります。リセット操作は数分ですが、その前に記録を残すひと手間が後々効いてくるんですよ。

N-BOXのメーターパネル。型式や装備によってスパナマークの表示位置と操作スイッチが異なります。
安全な停車状態で操作する
リセットは走行中に行わず、平らで安全な場所に停車してシフトをPに入れ、パーキングブレーキを掛けます。エンジン始動は不要で、パワーモードをONにして操作するのが基本です。ブレーキを踏まずにENGINE START/STOPスイッチを押す場面があるため、手順を読んでから始めましょう。
長時間ONモードのまま迷うと、12Vバッテリーへ負担がかかります。画面が見つからない場合は一度OFFに戻し、取扱説明書を確認してください。慌ててスイッチを連打すると、別の設定を変えたり、トリップメーターをリセットしたりする可能性があります。
操作中に赤い警告灯が消えない、異臭や異音がある、オイル交換後に地面へ油が垂れている場合は、表示操作より点検が先です。エンジンをかけず、作業した店舗へ連絡してください。
似た表示を区別する
メーターにはスパナマークのほか、トリップA・B、オドメーター、平均燃費、航続可能距離など複数の数字が表示されます。トリップを0.0kmへ戻しても、オイルメンテナンスはリセットされません。逆にオイル表示をリセットしても、総走行距離であるオドメーターは変わりません。
スパナに見えるマークが本当にオイルメンテナンスか分からない時は、スマホで写真を撮り、取扱説明書の警告灯・表示灯一覧と見比べます。黄色やオレンジの表示でも、システム異常を知らせるものがあります。形が似ているという理由だけでリセット操作を試さないでください。
交換時期の残距離がマイナス表示なら、設定距離を超えている意味になる車両があります。表示を戻す前に、超過した距離と交換したオイルの状態を整備士へ伝えます。大幅に超えていた場合は、通常交換だけでよいか点検してもらいましょう。
N-BOXのオイル交換リセットを型式別に解説
ここからはJF1〜JF6を3世代に分けます。画面表示やスイッチ名称が実車と違う場合、その手順は続けず、年式別の取扱説明書を確認してください。成功後はスパナマークだけでなく、残距離や完了メッセージまで見届けます。
JF1とJF2の消し方
JF1・JF2のオイルメンテナンス表示装備車では、メーターのSEL/RESETボタンを使う方式が代表的です。まずパワーモードをOFFにします。メーター表示をオドメーターまたは指定の表示へ合わせる必要がある車両もあるため、車載説明書の条件を確認してください。
代表的な流れは次のとおりです。SEL/RESETボタンを押したまま、ブレーキペダルを踏まずにENGINE START/STOPスイッチを2回押してONモードにします。そのままボタンを押し続け、スパナマークやメンテナンス残距離が点滅したら一度指を離します。再びSEL/RESETボタンを押し続け、表示が規定の残距離へ戻る、またはスパナマークが消えることを確認します。
ここでブレーキを踏むとエンジンが始動し、想定したモードへ入れないことがあります。また、点滅前に指を離すと通常表示へ戻るだけです。うまくいかなければOFFに戻し、最初からやり直してください。ボタンを力いっぱい押す必要はありません。
初代には表示のないタイプもあります。また、操作条件が年式や仕様で異なる可能性があります。JF1・JF2というだけで同じと決めず、Hondaの取扱説明書検索で車台番号に合う資料を確認するか、販売店へ相談してください。
JF1とJF2で失敗しやすい所
よくあるのは、SEL/RESETボタンを押す前にパワーモードをONにしてしまうことです。代表的な手順ではOFFの状態からボタンを押したまま通電します。順番が逆なら一度OFFへ戻し、数秒待って最初から行ってください。
ブレーキを踏んだままENGINE START/STOPを押すとエンジンが始動します。リセット操作ではエンジン始動を求めていないため、足をペダルから離し、シフトPとパーキングブレーキを確認します。また、1回押しでアクセサリーモードに止まるとメーターが目的の状態にならない場合があります。
点滅が始まる前にSEL/RESETから指を離すのも失敗の原因です。10秒前後かかる例があり、長く感じても表示が変わるまで待ちます。点滅後はいったん離して再度長押し。途中で分からなくなったら、連打せずOFFへ戻しましょう。
リセット後の数値は車両設定により異なる可能性があります。ネットで見た別車両と同じ数字にならないから失敗とは限りません。スパナマークの消灯、残距離の更新、次回始動時の表示を合わせて確認してください。
JF3とJF4の消し方
JF3・JF4のオイルメンテナンス表示装備車は、マルチインフォメーションディスプレイのカスタマイズ機能からリセットする方式が基本です。シフトをPにしてパワーモードをONにし、ステアリングのインフォメーションスイッチやメーターのTRIPスイッチを使います。
Hondaの2017〜2022年モデル向け案内では、カスタマイズ機能から「メンテナンスリセット」を選択し、インフォメーションスイッチの上下で「リセット」を選びます。その状態でTRIPスイッチを押すと、オイルメンテナンスがリセットされ、完了した旨の文章がディスプレイへ表示されます。
「メンテナンスリセット」が見つからない時は、停車状態、シフトP、パワーモードONになっているかを確認してください。通常の航続可能距離や平均燃費画面を上下しているだけでは、設定メニューに入れていない可能性があります。スイッチを長押しする箇所と短く押す箇所を区別しましょう。
正確な画面遷移は年式別の取扱説明書で確認できます。代表例はHonda公式「オイルメンテナンス情報の表示」です。ナビ画面ではなく、メーター側の車両設定を操作する点にも注意してください。
JF5とJF6の消し方
JF5・JF6の対象車では、ステアリング左側のホームスイッチとレフトセレクターホイールを使います。まずシフトP、パーキングブレーキ、パワーモードONを確認。ホームスイッチを押し、スパナマークのアイコンが表示されるまでレフトセレクターホイールを回します。
スパナマークが表示されたらホイールを押し、オイルメンテナンス画面を開きます。次にレフトセレクターホイールを約10秒間押し続けるとリセットモードへ入ります。ホイールを回して「リセット」を選び、その状態でホイールを押せば完了です。
約10秒という時間は、操作中だと少し長く感じます。途中で離すと画面選択になるだけなので、リセットモードが出るまで待ってください。完了後は一度画面を戻し、残距離が更新されているか、警告メッセージが消えたかを確認します。
Honda公式の現行手順は「オイルメンテナンス表示のリセットのしかた」に掲載されています。オイルメンテナンス表示は装備車に限られるため、ホーム画面にスパナアイコンがない車両で無理に探し続けないでください。

リセット後はメーターの表示を確認し、交換時のオドメーター値を整備記録へ残します。
リセットできない時の確認
操作しても消えない時は、まず型式と説明書の年式が合っているか確認します。JF3用の上下スイッチ手順をJF5のレフトセレクターホイールで再現しようとしても進みません。ネット検索では年式の違う動画が混ざりやすいため、タイトルだけで判断しないことです。
次に、パワーモードがアクセサリーモードで止まっていないか、シフトがPか、ボタンを押す時間が足りているかを見ます。JF1・JF2ではブレーキを踏まずにONへする、JF5・JF6ではホイールを約10秒押すなど、失敗しやすい箇所があります。一度OFFへ戻すと操作をやり直しやすくなります。
画面にスパナマークではなく、PGM-FI、充電、ブレーキ、油圧など別の警告が出ているなら、リセット対象ではありません。警告内容を取扱説明書で調べ、必要に応じて点検を受けてください。表示を消すことより、何を知らせているかの確認が先です。
バッテリー上がりを防ぐ
リセット中はエンジンをかけずにパワーモードONを使うため、12Vバッテリーの電力を消費します。数分で終わる操作ですが、説明書を探しながら長時間ONにする、オーディオやエアコンを同時に使う、何度も失敗を繰り返すと負担が増えます。
画面が見つからない時は一度OFFへ戻し、手順を紙や別端末で読んでから再開してください。スマートフォンを車内で充電しながら動画を見る必要もありません。バッテリーが古い、始動に時間がかかる、室内灯が暗いといった兆候があるなら、自分で操作を続けず店舗へ頼むほうが安心です。
パワーモードをOFFへ戻したつもりでも、アクセサリーモードに残っている場合があります。作業後はメーターとオーディオが消えたことを確認し、車を離れる前に施錠できるか見ます。室内にキーを置いたままにしないことも大切です。
もし操作中に電源が落ち、再始動できなくなったら、表示リセットよりバッテリー対応が先です。誤ったジャンプ接続は電装品を損傷するおそれがあるため、経験がなければロードサービスへ依頼してください。
店舗でオイル交換した直後なら、自分で何度も試す前に作業店へ連絡する方法もあります。適合オイルやオイルフィルターを購入した記録と作業明細を手元に置き、交換済みなのに表示が残ることを伝えましょう。
年式別の説明書を探す
Honda公式の取扱説明書ページでは、車名からN-BOXを選び、年式ごとのウェブ説明書を開けます。車検証の初度検査年月だけでなく、モデル年がページ表記とずれる場合もあるため、表紙の車両イラストやメーター、スイッチが実車と同じかを確認してください。
ページ内検索では「オイルメンテナンス」「リセット」「スパナ」と入力すると目的の項目を見つけやすくなります。スマートフォンで記号を含むページが探しにくい時は、メニューから「メンテナンス」「オイルメンテナンス表示」と順に進みます。
中古車で紙の説明書が付属していなくても、公式ページから確認できる年式があります。該当年が見つからない初代などは、Hondaの取扱説明書ダウンロード検索か販売店へ車台番号を伝えます。別サイトの手順を使う場合も、Hondaの説明と実車が一致する部分だけを参考にしてください。
説明書を見ても分からない時は、メーター全体とステアリングスイッチの写真を撮り、販売店へ相談します。走行中に撮影するのは危険なので、停車してパワーモードOFFで行ってください。電話では型式、年式、ターボ有無、表示内容、交換日を伝えると案内を受けやすくなります。
◆ワンポイントアドバイス
操作前と完了後のメーターをスマホで撮っておくと、残距離が変わったか比べやすいです。途中で別の設定画面へ入った時も、元の状態へ戻す手がかりになりますよ。
リセット後に確認すること
完了表示が出たら、パワーモードをいったんOFFにし、もう一度ONにしてスパナマークやメンテナンスメッセージが再表示されないか確認します。残距離を表示できる車両では、次回までの距離が適切に戻っているかも見てください。
次に、エンジンルームや駐車場所にオイル漏れがないか確認します。交換直後はフィルターやドレン部からの漏れがないことが重要です。自分で下へ潜り込む必要はありません。地面の新しい油染み、焦げたにおい、警告灯、異音があればエンジンを止め、作業店へ連絡してください。
最後に、交換履歴と次回時期を記録します。リセットしたから管理が終わりではなく、距離と経過時間の早いほうで次回を考えます。短距離走行や渋滞が多いなど厳しい使い方では交換周期が短くなるため、メーター表示だけに任せずメンテナンスノートも確認しましょう。
N-BOXのオイル交換リセットに関するよくある質問
Q1. スパナマークは故障の警告ですか?
A. オイルメンテナンス表示のスパナマークは、交換時期の目安を知らせるものです。ただし、赤い油圧警告灯や別の警告メッセージは意味が違います。表示の色と形を取扱説明書で確認し、赤い警告灯なら走行を続けず点検を依頼してください。
Q2. オイル交換前にリセットしても大丈夫ですか?
A. おすすめしません。表示だけ先に戻すと実際の交換時期と車両の基準がずれます。オイル交換を完了し、交換日と走行距離を記録してからリセットしてください。
Q3. JF3とJF4の操作は同じですか?
A. 代表的な手順は共通で、カスタマイズ機能のメンテナンスリセットを選び、インフォメーションスイッチとTRIPを使います。ただし、年式やタイプで画面が異なる場合があるため、車台番号に合う取扱説明書を優先してください。
Q4. JF5でスパナアイコンが見つからないのはなぜですか?
A. オイルメンテナンス表示はタイプや装備によって異なります。また、ホーム画面を開けていない、レフトセレクターホイールの画面送りが途中という可能性もあります。実車の取扱説明書で装備の有無と操作条件を確認してください。
Q5. 店で交換したのに表示が消えない場合は?
A. 作業明細を確認し、交換した店舗へリセットが未実施の可能性を伝えてください。自分で操作する場合は型式と年式別の取扱説明書に従います。別の警告灯が出ているなら、表示だけ消そうとせず点検を依頼しましょう。
N-BOXのオイル交換リセットを正しく行うまとめ
N-BOXのオイル交換リセットは、JF1・JF2ではSEL/RESET、JF3・JF4ではインフォメーションスイッチとTRIP、JF5・JF6ではホームスイッチとレフトセレクターホイールを使う方式が代表的です。まず車検証の型式と実車のスイッチを確認してください。
実際の交換、履歴の記録、表示のリセット、完了確認までが一つの流れです。表示だけを消して交換を先送りすると、次回基準が分からなくなります。赤い油圧警告灯や漏れ、異音がある場合はリセットせず点検を優先しましょう。
うまくいかない時は、操作回数を増やすより、パワーモードをOFFへ戻して型式と説明書を確認します。JF1・JF2ではボタンを押す順番、JF3・JF4ではカスタマイズ機能への入り方、JF5・JF6ではレフトセレクターホイールの約10秒長押しが確認ポイントです。画面が実車と違うなら、その手順を中止してください。
リセット後はスパナマークの消灯だけで終えず、次回残距離、交換日、オドメーター、フィルター交換の有無を記録します。次のオーナーや別の整備工場にも履歴を渡せる形にしておくと、表示と実整備のずれを防げます。
店舗で交換した場合は、帰宅前に完了画面を一緒に確認してもらうと確実です。自分で操作した場合も、一度パワーモードをOFFにして再表示を確認します。翌日にスパナマークが戻る、残距離が更新されない、別の警告が出るなら、操作を繰り返さずHonda販売店へ相談してください。
操作を家族へ引き継ぐ場合は、型式、交換日、説明書ページも共有します。表示を消した日ではなく、実際にオイルを交換した日を次回管理の起点にしてください。
正確な情報はHonda公式サイトで年式別の取扱説明書をご確認ください。画面が説明と違う、操作しても戻らない、警告の意味を判断できない場合、最終的な判断はHonda販売店や整備士などの専門家へご相談ください。
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